自分の中のいろんなジブン

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亡き義妹に「ありがとう」

今日は義妹の告別式でした。


お通夜と同じ流れで行われ、花を義妹の元へ手向ける時はさすがに涙が出ました。


安らかなとてもいいお顔しているんです。触ったらひんやりとしていました。


斎場で納骨する際はリアルな光景に呆然としました。


生まれて初めて見たので。


小さな骨壺に、骨を全部入れることが出来ない事も見ていて分かりました。


今まで全部をお墓に入れると思ってたので。頭蓋骨を見て切なくなった。


二人の義姪っ子はうちの姉妹ととても賑やかに過ごしていて場が和みました。


しかし、一転してお別れの際の号泣は胸が痛みました。


会館へ戻り初七日を済ませて終了・・・貴重な数時間でした。


結局義妹に心を完全に開けないままでした。


義妹として仲良く出来るとてもいい相手だったはずなのに。


ママ友や知人が多く、クォーターで神秘的な顔立ち、性格も明るく好かれやすく話も上手い、


料理とスイーツをなんなく作る、頭の回転がいいし頼りになる、そんな完璧な義妹に対して


負い目と妬み嫉みがあり、私には雲の上の存在と一歩引いて接してしまってました。


私に対してはほどよくドライで、居心地も悪くなく、いい関係築けたかもしれないのに。


病気に対しても何を話していいか分からず、口の悪い私は義妹を傷つけてはいけないと


思うと口数は減る一方でした。完全に義妹から逃げてました。


結局最後交わした言葉も無難に精いっぱいの「またね」でした。


体調も善くないのに「お義姉さんまたね~」とにこやかに答えてくれました。


それきりでした。


私ってバカだな~って思います。義妹にとってはたった一人の義姉だったのに。


頼りにならない義姉でごめんね。


今更だけど色々助けてくれてありがとう。